セディナの過バライ金請求のポイント!デメリットは?




セントラルファイナンス・クオーク・OMCが合併して誕生したのがセディナです。銀行グループに属しているため、資金面では比較的信用ができると思われます。セディナで過バライ金が発生している可能性があるのは、2007年までにセディナでキャッシングを利用した人です。2007年に金利の引き下げが行われているので、それ以降に取引をしていた人は過バライ金は発生していないはずです。セディナは過バライ金請求に対して比較的スムーズに対応している業者となるでしょう。

債務Lady

「セディナへの過バライ金請求とその対応」

2007年以前にセディナのクレジットカードでキャッシングを利用していた人は、過バライ金が発生している可能性が高いです。セディナは過バライ金請求に対しては、厳しい対応をとるという噂がありますが、それは個人で過バライ金請求をした場合でしょう。個人でセディナのクレジットカードの過バライ金を請求すると、5割~7割程度という悪い条件での和解となってしまうようです。裁判までやる覚悟があるなら、100%の過バライ金をとりもどせる可能性が上がります。

セディナのクレジットカードで過バライ金が発生していた場合には、弁護士や司法書士に依頼をすることがおすすめです。弁護士や司法書士なら交渉で7割~9割程度の過バライ金を回収してくれる可能性が高いです。裁判までやるなら、法定利息の5%も含めて100%の過バライ金を回収してくれるでしょう。裁判をやったら必ず判決まで行かなければならないわけではないので、途中で和解してしまうことも可能です。裁判までやると本気度が伝わりますので、9割~10割という良い条件で和解できる可能性が高まります。

セディナのクレジットカードについて過バライ金請求をする場合には、まずはクレジットカードの取引履歴を開示してもらう必要があります。セディナのクレジットカードは取引履歴開示請求への対応が遅く、1ヶ月以上かかることもあるようです。しかし、資金力にはそれほど不安がない会社なので、その後はスムーズに手続きが進み、2ヶ月~6ヶ月くらいで和解ができる可能性が高いでしょう。裁判をやる場合には4ヶ月~8ヶ月くらいが目安となります。

どのクレジットカードを使っていたのかによっても過バライ金請求に使われる期間が異なってきます。ダイエーOMCクレジットカードの場合、取引履歴開示請求に3ヶ月程度かかることもあるようです。

「セディナの過バライ金が戻ってくるまでの流れ」

セディナのクレジットカードについて過バライ金請求を弁護士に依頼をするまでの流れを見てみます。まずは法律事務所で面談や事前調査を行います。取引履歴の開示請求をして、正確な過バライ金の金額を算出します。その後、メリットがあるということがわかれば正式に依頼をしましょう。最近の過バライ金請求は裁判までやらなければ全額を回収できない傾向です。裁判をやるかどうかについてもこの段階で考えておきましょう。裁判の有無についてもしっかりと説明をしてくれる弁護士なら信頼ができます。ここまでは1ヶ月~2ヶ月程度です。

その後、セディナへ請求書を発送します。和解の成立までは1ヶ月~2ヶ月程度を見ておきましょう。和解が成立した後、実際にお金が銀行口座へ振り込まれるまでは2ヶ月~3ヶ月後となることが多いでしょう。裁判をやるかどうかで解決までにかかる期間は異なります。裁判をやらない場合にはセディナへ請求書を発送してから2週間程度で和解が成立することもあります。裁判をやる場合には訴訟を提起し、1ヶ月後くらいにあらためて和解を提案します。訴訟を提起した後に交渉をしたほうが成功の可能性は上がります。和解が成立しなければ判決までやることになるので、時間がかかる傾向です。

「セディナのクレジットカードの過バライ金対応データ」

2018年1月時点のデータを見てみます。取引履歴開示までの平均日数は48日です。ダイエーOMC時代のカードの場合には3ヶ月程度となることがあるという点に注意しておきましょう。スピード解決をした事例ですと、10月18日に受任、11月27日に和解、1月31日に入金されています。じっくり解決の場合、7月15日に受任、11月10日に和解、1月17日に入金がされています。あらかじめ自分で取引履歴開示請求をしているという人もいます。その場合には取引履歴を持参することでその過程をスキップできるので和解までにかかる時間が短縮できるでしょう。個人で取引履歴開示請求をする場合、基本的には電話一本でできるので、専門家に依頼をする前に自分でやっておくということも1つの手です。

「過バライ金請求にかかる弁護士・司法書士費用」

過バライ金請求で必要になる費用は法律事務所によって異なります。着手金はゼロです。法律事務所によって着手金の金額や成功報酬の割合は異なってくるので、しっかりと比較をした上で選びましょう。

「過バライ金請求とブラックリストとの関係など」

クレジットカードについて過バライ金請求をする場合には、ショッピング枠も計算に入れられるということに注意をしておきましょう。過バライ金請求をするだけならばブラックリストにはのりません。それどころか、信用情報にいっさい不利な情報が残ることはありません。しかし、過バライ金を引き直し計算した後もなお借金が残っている場合には、債務整理をすることになるのでブラックリストにのってしまいます。

クレジットカードの場合、この計算がやや複雑になります。例えば、キャッシング枠で50万円の残高があり、過バライ金の金額が50万円だとしたら、トータルでは借金はゼロになると考えるでしょう。しかし、クレジットカードの場合にはショッピング枠についても考慮しなければなりません。ショッピング枠の残高が20万円あれば、セディナへの債務がトータルで20万円残るので、任意整理となってしまいます。クレジットカードについて過バライ金請求をする場合には、なるべくキャッシング枠だけでなくショッピング枠についても残高がない状態ですることが望ましいです。

過バライ金請求をしただけではブラックリストにのるというデメリットはありませんが、過バライ金請求をした時点でクレジットカードは解約されてしまいます。キャッシング枠はもちろん、ショッピング枠も利用ができなくなるので注意をしておきましょう。任意整理をした場合にはブラックリストにのってしまうので、その後もしばらくはクレジットカードを作れなくなります。

セディナのクレジットカードの場合、任意整理をせずに過バライ金請求だけをした場合には、再度申し込みをすることでクレジットカードを新たに作れるようです。セディナでは過バライ金請求をしただけではそれほど信用が落ちないということでしょう。詳しくはセディナに直接問い合わせてみてください。他社のクレジットカード会社の場合、任意整理をしなくても過バライ金請求をすると社内記録に残ってしまい、クレジットカードが作れなくなることもあります。しかし、セディナの場合には再び申し込みをして審査に通過すれば再びクレジットカードを発行してもらえる可能性があるという点で、安心して過バライ金請求ができるのではないでしょうか。

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